相続・老後・贈与に関わる、お金の整理

大事なお金を、 誰のために、 何のために 持つのか。

家族のために準備してきたお金も、名義、管理のしかた、使う目的によって、確認しておきたいことが異なります。

具体的な方法を考える前に、まず現在のお金の状態を整理します。

準備するお金、渡したいお金、使い道を考えるお金。
まずは、それぞれの役割を確認します。

今のお金の状態について相談する

五つの視点を、順番に確認します

現在のお金の状態を四つの視点で確認し、最後に、これからの希望を整理します。

現在のお金の状態

  1. 01お金を用意した人

    元のお金を誰が負担したか

  2. 02口座・契約の名義人

    口座や契約の名義は誰か

  3. 03通帳や印鑑などを管理している人

    通帳や印鑑などを実際に誰が管理しているか

  4. 04現在、そのお金を使える人

    現在、自由に使える状態なのは誰か

この五つを並べることで、ご本人の考えと現在のお金の状態が合っているかを確認できます。

よくある三つの状態

お金を出した人、名義人、管理している人、そして使う目的の組み合わせによって、
確認しておきたいことが変わります。

ケース1

家族名義で準備しているお金

資金を出す管理する
子・孫名義の口座

名義は子・孫。お金を用意し、管理しているのは親。

現在の状態

口座の名義と、お金を用意・管理している人が異なります。

確認すること

誰のお金として、どのように管理しているのかを確認します。

ケース2

いつか家族へ渡したいお金

現在本人が持ち、管理している

将来家族へ渡したい

状態

渡したいという希望はありますが、時期と方法がまだ決まっていません。

確認すること

いつ、誰に、どのように渡したいのかを整理します。

ケース3

使い道が決まっていない預金

現在普通預金に置いている

目的まだ決まっていない

状態

お金は確保されていますが、使う・残す・渡すという役割が分かれていません。

確認すること

そのお金を、何のために持つのかを整理します。

これらに当てはまるからといって、直ちに問題があるという意味ではありません。

大切なのは、名義だけで判断するのではなく、実際に誰が用意し、誰が管理し、何のために持っているのかを確認することです。

ご相談では、次の順番で整理します

整理すると、次にすることが見えてきます。

  • 今の持ち方を続ける
  • 家族と共有する
  • 専門家に確認する

STEP 1

今の状態を整理する

誰のお金か、何のためのお金か、誰が管理しているか
を確認します。

STEP 2

これからの希望を整理する

使うお金、残すお金、家族へ渡したいお金を分けて考えます。

STEP 3

次に確認することをまとめる

ご本人が考えること、家族と話すこと、専門家へ確認することを整理します。

初回のご相談で、すぐに具体的な方法を決める必要はありません。

資料がすべて揃っていなくても、分かる範囲からお話しいただけます。

FPとして整理すること、
専門家が判断すること

私が整理すること

  • ご家族のお金の全体像
  • 名義、管理、目的
  • ご本人の今後の希望
  • 比較する選択肢
  • 専門家へ確認する事項

専門家が判断すること

  • 相続税や贈与税の判断
  • 遺言や相続手続き
  • 財産の権利関係
  • 税務・法律上の個別判断

税務や法律上の個別判断が必要な場合は、税理士、司法書士、弁護士等と連携して確認します。

よくあるご質問

相談するときに、何を準備すればよいですか。

口座の名義、誰が管理しているか、何のために準備したお金かなど、分かる範囲で構いません。最初からすべての資料を揃える必要はありません。

親本人が同席しなくても相談できますか。

まずはお子様世代から状況を伺うこともできます。ただし、具体的な確認や今後の判断には、ご本人の意向を確認することが必要です。

相談すると、保険を勧められますか。

最初から特定の商品を前提にすることはありません。まず現在のお金の状態と目的を整理し、必要な選択肢を比較します。

税金の判断もしてもらえますか。

税務上の個別判断は税理士が行います。ご相談では、税理士へ確認すべき事項を整理し、必要に応じて専門家と連携します。

まずは、気になっていることをお聞かせください

相談内容がまだまとまっていなくても構いません。分かる範囲でお知らせください。