家族のためのお金について

口座や契約、これまでのお金の動きを、ご家族にも分かる形に。

家族名義の口座や、家族へ渡したお金、ご本人だけが把握している契約があります。

今はご本人が分かっていても、後からご家族が同じように確認できるとは限りません。

制度や商品を決める前に、まずはどこにどんな口座や契約があるか、お金の持ち主や使う目的を確認します。

こんなお金は、ありませんか

どれも、家族のためにお金を準備したり、暮らしを支えたりする中で起こりやすいケースです。

  1. 子や孫の名義で貯めているお金

    通帳や印鑑は、今もご本人が管理している

  2. 家族へ渡したお金

    贈与、貸付け、生活費など、渡した意図を共有していない

  3. 親の生活費や介護費として動いているお金

    家族が出し入れしているが、領収書やメモがまとまっていない

名義だけでは、お金の経緯が分からないことがあります。

過去のお金の経緯をたどることになるのは、ご家族です。

預金の引き出しや契約の手続き、相続税の申告などで、ご家族がこれまでのお金の動きを確認する場合があります。

ご本人の判断や意思確認が難しくなったとき

預金の引き出しや契約の手続きを進めるために、ご家族がご本人に代わって、口座や契約の所在、管理状況、使う目的を確認する場合があります。

必要な手続きや確認は、金融機関、契約内容、ご本人の状況によって異なります。

相続税を申告するときや、税務署から確認を受けたとき

家族名義の預金や、理由の記録が残っていない入出金があると、そのお金を誰が用意し、誰が管理し、何のために動かしたのかを確認される場合があります。

ご本人しか経緯を知らないと、ご家族が通帳や記録を集め、お金の動きを一つずつたどらなければならない場合があります。

だからこそ、ご本人が説明できる今のうちに、口座や契約、お金の経緯を整理しておくことが大切です。

口座や契約の確認項目

口座や契約がどこにあるか、そのお金は誰のもので、何に使うお金なのかを確認します。

通帳や契約書類、領収書、記録用のノート
  1. 01

    どこにあるか

    口座、契約、通帳、契約書類

  2. 02

    誰のお金か

    名義、お金を用意した人、通帳や印鑑などを管理している人、現在そのお金を自由に使える人

  3. 03

    何のためか

    使う目的、過去の入出金、将来渡したい相手

あわせて、領収書やメモなど、経緯をたどるための記録が残っているかを確認します。

家族への伝え方と、
お金の管理方法を考えます

ご家族と共有し、記録を残すだけで足りる場合もあります。管理方法や将来の渡し方を検討するときは、金融機関や専門家に確認します。

FPと一緒に整理すること

  • 口座や契約の情報、お金の持ち主、管理している人
  • お金の使い道と、今後のご希望
  • ご家族と共有しておくこと
  • 金融機関や専門家に確認したいこと

専門家に確認すること

税務、法務、登記、制度の利用など、個別の判断が必要なことは、税理士、司法書士、弁護士などの専門家に確認します。

管理方法や将来の渡し方を見直す場合は、成年後見制度、家族信託、遺言、保険なども含め、適した方法を専門家と確認しながら検討します。

よくあるご質問

資料が揃っていなくても相談できますか

はい。分かる範囲でお話をうかがい、確認が必要な情報や資料を整理します。

親が同席しなくても相談できますか

まずはご家族から状況をうかがうこともできます。具体的な判断には、ご本人の意向をうかがうことや、弁護士や税理士などの各専門家への確認が必要な場合があります。

相談すると保険や特定の制度を勧められますか

最初から商品や制度を前提にしません。現在の状況とご希望を整理した後、必要な選択肢を比較します。

税金や法律についても相談できますか

質問したい内容を整理することはできます。税務・法務に関する個別の判断は、それぞれの専門家が行います。

家族のためのお金を、
一度整理してみませんか

相談内容がまとまっていなくても構いません。口座や契約、ご家族へ渡したお金など、気になっていることをお聞かせください。